ジェットライセンスの取得

(サブタイトル:小型特殊ボート免許を取得しよう!!)

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「JETパーツの販売員が免許を持ってなくてどうでしょう?」
っと言うお声を多数頂きまして、今回わたくしは特殊小型船舶免許を取得する決心がつきました。

また、私的な興味だけでJETWAVEのトップページを勝手に利用してアンケートを行った結果以下のような回答を頂きました。(04年6月17日現在)

Q1.あなたはジェットの免許を持っていますか?
「持っている 36件」 / 「持っていない 11件」

Q2.これからの季節、ジェットの免許は必要だと思いますか?
「必須です 38件」 / 「どちらでもいい 9件」 / 「別に必要ない 1件」

あまり、アンケート結果は関係無いようなのですが、この所ビーチや河川で海上保安庁の方々がジェットを乗っている方などを対象に免許確認の取締りを強化しているようで・・・。

安全を考えたら当然のことですから、もし免許をまだ持っていない方はこの記事を参考にして頂けたらと思います。

1. <免許取得までの手順>(体験編)
1.講習実施スクール(ショップ)を探す。


今回は、名古屋市の「スポーツマリン369」さんで講習を受けさせて頂く事になりました。

費用は、\47,000(税込み)でした。
当初、講習(学科講習+実技講習)のみでこの金額かと思いお支払いしたのですが、結局全て込みでの金額でしたので感想としては意外と安いと思いました。

他のスクールでも、だいたい各講習料金・申請代行料・国家試験料などが込みで 45000〜55000円 程度のようです。
(参考資料=某JET雑誌の各ショップさん広告ページを参照)

金額の違いはそれぞれの地域や講義時間、講義内容、教材費用などさまざまです。
できれば、金額よりも親切に講義、講習を行ってくれる所を選ぶほうが良いと思います。


2.学科講習の受講


学科講習は、おおよそどこのスクールでも同じように進んでいくと思いますが、数人(2〜6人程度)が一度に受講するケースが多いと思います。

今回、私が受講した時も計4人での講義で船舶免許の教本の必要な部分をわかりやすく説明してもらいました。

普通に生活しているほとんどの人が海でのルールや注意点など知らないことが多いのでぜひ、講義は真剣に聞いておいた方が良いと思います。

また、ロープの縛り方や船体の点検・確認なども国家試験で行わなくてはいけませんのでしっかり勉強しておいた方が良いでしょう。

(この日の所要時間:約5hほど)
つまり日曜日など仕事がお休みの日に受講の予約を取りましょう!
※.スクールによって様々だと思いますが、私の気持ち配分としては
「早く帰りたい:25%」/「自宅で勉強する気がないのでここでしっかり勉強しておきたい:75%」
でしたので妥当な受講時間だとおもいました。


3.実技講習の受講

 


国家試験でも実技試験は有りますので、講習をしっかり受講しておきましょう。
実際の試験と同じように教官と一緒に乗船してコースブイに沿って操舵します。

本番の試験でもコースは到って簡単で、グルグル4周ほどブイの周りをまわる程度です。

但し、スピードの出しすぎ、逆に遅すぎもダメらしいです。さらに「前後左右ヨシ!」の確認作業も試験では重要なようです。

(この日の所要時間:約2hほど)
但し、場所が実技講習ができる海や川、湖などになりますので交通にかかる時間も合せると結構な時間になりますのでやはり仕事がお休みの日に合せて受講した方が良いでしょう。


4.国家試験

いよいよ、国家試験です。
国家試験の受験場所、日時はそれぞれの地区、地域によって様々だと思いますので受講スクールにお問い合せ下さい。

まずは、身体検査。やはり免許を撮った後の安全を考慮して視力や聴力など簡単にテストします。
自動車試験場で免許の書き換え時に行うような簡単な検査です。

その後、学科試験を行いました。
時間は50分間で40問の4択問題を行います。
スクールでの学科の講習時にしっかりと勉強しておけば大して難しくはないと思いますが、油断は禁物です。
普段、勉強することもなければ本を読むこともない私にとって、問題文を読むこと自体が問題だったりします。
たぶん全国的に一緒だと思いますが、試験の時間が終了したら受験場所の掲示板などに答案が掲示されますのでその場で合否を知りたい方は、試験問題の脇にでも自分で出した答えをメモをしておくと良いと思います。

学科試験が終了したら、今度は実技試験ですが、その前に色々と実技試験に関しての説明や「発航前の点検(艇体外部、エンジン関係又は法定備品及び書類の点検)」を行ってからになります。

実技試験は講習の時と同じように簡単なコースをグルグル回るだけですが、意外と緊張して安全確認を忘れてしまったりしますので注意が必要ですね。


5.試験結果(合否)発表

国家試験から1週間で結果が発表されます。
講習を受講したスクール(ショップ)または、日本海洋レジャー安全・振興協会にて結果をお聞きください。
また、日本海洋レジャー安全・振興協会 のWEBサイトでも合否を確認することができます。


6.ライセンス発行

国家試験に合格した場合は最寄りの地方運輸局または海運監理部に免許申請すると、操縦免許証が交付されます。

但し、通常はスクール講習の受講料金に申請代行料金も含まれていることが多くその場合はあらためてご自分で行う必要はありません。




・・・まとめ・・・

免許取得までの期間:4週間(内実働3日
特殊小型船舶免許の難易度:少しがんばって講習を受ければ大丈夫でした。
今回かかった費用:50,000円弱(移動ガソリン代、高速道路料金含む)でした。
自宅での勉強時間:イメージトレーニング含めて2時間程度
取得した後の楽しいJET LIFE:プライスレス




★JETWAVE★「ライセンス道場破り編」おしまい。
http://www.jetwave.jp/